本文へスキップ

昔からエダマメ、ソラマメ、エンドウなどマメ類の野菜が親しまれてきました。

エダマメ

畑の肉

野菜でも畑の肉!マメ類の栽培/畑の肉

マメ類は畑の肉と呼ばれるほどタンパク質を豊富に含んでいる野菜です。 イネ科やイモ類とともに、世界中で広く栽培されている作物です。 日本で栽培されているマメ類にはエダマメ(ダイズ)、インゲン、ササゲ、エンドウ、 ソラマメ、ラッカセイ、フジマメ、ナタマメ、シカクマメ、十六ササゲなどがあります。 野菜として食す際は完熟した種子ではなく、未熟な種子や若いサヤが用いられます。 この未熟な種子として代表的なのがエダマメで、若いサヤを利用するものにはインゲン、 ササゲ、シカクマメなどがあります。 エダマメは豆腐の原料で知られるダイズの未熟な子実のことで、12世紀以前には中国から 日本へ渡ってきていたようです。 今ではおつまみとして欠かせない人気の野菜です。


PRカット野菜の取り扱い
中部地方(愛知・名古屋・岐阜・三重・静岡)を中心とした全国向け野菜の販売、青果の仕入れ、業務用卸「有限会社アイム」
http://www.aiminc.jp/service.html#a02

品種の特徴

エダマメはいくつかの系統に分類されています。 初心者にも育てやすいのが早生品種で、これは生育日数が70〜77日と少ないです。 収穫量が多く食味がよいビアフレンド、大粒の実がつく奥原早生、サヤがたくさんの 白獅子などがあります。 タネまきから80日程で収穫可能な品種は中早生品種になります。 この種では育てやすく収穫量が多い涼翠がおすすめです。 福成も家庭菜園に向いており、人気があります。 中生品種では高温期でも大きなサヤがたくさんつく福獅子がおすすめです。 また黒マメの品種はコクと甘さが楽しめるのが特徴です。 黒マメでは早生黒頭巾、快豆黒頭巾、濃姫が人気の品種でしょう。


育て方のコツ

マメ類は根に窒素固定菌である根粒菌が共生し、根粒を形成するという特徴があります。 根粒菌はマメの株から栄養素を分けてもらう代わりに窒素分を株に還元します。 このためマメ類の栽培に必要な肥料は、ほかの野菜に比べて半分ほどで済みますので、 マメ類は痩せた土壌でも育てることができるのです。 逆に肥料を他の野菜と同じように与えてしまうと窒素分が多過ぎになってしまい、 その結果マメの実がつかない「つるボケ」状態になることがあります。 慣れるまで初心者は肥料の分量に注意が必要です。 またマメ類の栽培後には根をそのまま土壌に残すことで根粒菌も居着きますので、 土壌の肥沃化にも役立ちます。